枕草子
皆さま、こんにちは。小暮です。4月です。 今回は清少納言「枕草子」より、橘則光に焦点を当ててみたいと思います。 清少納言の最初の夫・橘則光 橘則光は清少納言の最初の夫です。一子をもうけますが離婚。その後、少納言が宮仕えを始め、宮中で再会してか…
皆さま、こんにちは。小暮です。 今回は「枕草子」を。私は角川ソフィア文庫の「枕草子 上下」を愛読しているのですが、その上巻に焦点を当ててみたいと思います。中宮定子と清少納言の面白エピソードのほか、少納言のユーモアや美意識が感じられる段もご紹…
皆様、こんにちは。小暮です。11月です。 今回は「枕草子」より、一条天皇・懐仁について取り上げたいと思います。 一条天皇について 第66代天皇である一条帝は、わずか7歳で即位しました。枕草子に出てくるのは主に10代後半の姿です。父は円融天皇、母は藤…
皆さま、こんにちは。小暮です。お久し振りです。 読了まで随分かかってしまいました。しかし、ずっと読みたかった田辺聖子氏の『むかし・あけぼの』を読み終えることができ、大満足です。以下、早速感想など。 まず小説化に拍手! 枕草子は、清少納言が日常…
皆さま、こんにちは。小暮です。 今日は枕草子の関連書籍をいくつかご紹介したいと思います。 『むかし・あけぼの』田辺聖子 初っ端から恐縮ですが、未読です。 +16.2.1.追記。読みました。感想はこちら。 glleco.hateblo.jp すごく読みたい本の一つという…
皆さま、こんにちは。小暮です。 久々の枕草子です。今日は頭の中将・斉信についてご紹介します。 頭の中将・藤原斉信について 道長の腹心として知られる人物です。 道長の側近たち”四納言”の中でも最も道長に近い人物でした。 同じ四納言で、ともに枕草子に…
皆さま、こんにちは。グレコです。 今日は『枕草子』の作者、清少納言について。 人物について 歌人・清原元輔の娘として生まれました。 名は諾子というのではないかといわれています。 歌人の娘で、学問の非凡な才を持っていたのに、 何故だか和歌が苦手だ…
皆さま、こんにちは。グレコです。 今日は頭の弁行成に焦点を当ててみたいと思います。 頭の弁行成について 頭の弁というのは役職名で、弁官を兼ねている蔵人頭のことです。 行成は、歌才と美貌で名高い藤原義孝の子として生まれましたが、 父親が夭折したた…
皆さま、こんにちは。グレコです。 今日は定子の実家である中の関白家の人々について。 『枕草子』以外の資料からも、ご紹介したいと思います。 道隆 中の関白。定子の父親です。 枕草子には明るく冗談好きな様子が描かれています。 「宮(定子)は私にお着…
皆さま、こんにちは。グレコです。 今日は昨日に引き続き、中宮定子に焦点を当ててみたいと思います。 エピソード4 『無名といふ琵琶の御琴を』 一条帝が定子の元を訪れたときのエピソード。 笛の名手である一条帝は音楽が大好きだったようで、 琵琶を持っ…
皆さま、こんにちは。グレコです。 今日は『枕草子』の連載第一弾として、 中宮定子に焦点を当ててみたいと思います。 中宮定子について 清少納言の女主人で、一条天皇の后です。 推定ですが、少納言より11歳年下で、夫の一条帝より3歳年上です。 長く唯一の…
皆さま、こんにちは。グレコです。 今日は昨日に引き続いての『枕草子』であります。 初っ端から2回にまたがるとは思わなんだ。 さて今日は、枕草子における私のお気に入りエピソードの二つ目。 だいぶ偏ったチョイスのような気がしないでもないですが、 い…
皆さま、はじめまして。グレコと申します。 今日から始まった、この読書メモブログ。 最初に取り上げるのは、『枕草子』です。 枕草子について簡単に あまりにも有名な古典の名作ですね。 作者は言わずと知れた清少納言。 冒頭の『春はあけぼの……』のくだり…