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「耳なし芳一」「雪女」も収録。ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)『怪談』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今回はラフカディオ・ハーン(小泉八雲)『怪談』を。 小泉八雲の代表作『怪談』 小泉八雲は日本文化の研究者。父親はアイルランド人、母親はギリシャ人。幼少期をアイルランドの首都ダブリンで過ごしたといいます。来日後、…

珠玉の古典的ホラー小説集。平井呈一訳『怪奇小説傑作選1』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今回は、平井呈一訳『怪奇小説傑作選1』についてです。アンソロジー作品ですので、1作ずつ書いていきたいと思います。 ブルワー・リットン『幽霊屋敷』 幽霊屋敷をめぐる怪奇譚。ロンドンに実在する幽霊屋敷がモデルとなって…

グロテスクと純愛と。異様な魅力の江戸川乱歩『孤島の鬼』

皆様、こんにちは。小暮です。 今回は江戸川乱歩著『孤島の鬼』についてお送りします。多少ネタバレしていますので、ご注意ください。 乱歩作品のイメージ・・・ 長年、手を出せずにいた乱歩作品。あらすじだけ知っているものも幾つかありますが、テーマだけ…

天使のような幼子と幽霊。ヘンリー・ジェイムズ『ねじの回転』|英米怪奇小説

皆さま、こんにちは。小暮です。8月です。 今日はヘンリー・ジェイムズ『ねじの回転』についてです。以前、読みたい本として挙げていた一冊。期待に応える内容でした。 アメリカに生まれイギリスで活躍した作家 ヘンリー・ジェイムズは19~20世紀のアメリカ…

世にも美しいヴァンパイアの物語。シェリダン・レ・ファニュ『吸血鬼カーミラ』|19世紀イギリス怪奇小説

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日はシェリダン・レ・ファニュ『吸血鬼カーミラ』についてです。 レ・ファニュはアイルランド出身ですが、19世紀怪奇小説の主たる担い手であり、ブラム・ストーカーをはじめ、イギリス文学界に大きな影響を与えていること…

マニアックだけどおすすめ。ブラックウッド『秘書綺譚』&マッケン『白魔』|19世紀イギリス怪奇小説

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日はブラックウッド『秘書綺譚』&マッケン『白魔』について書いてみたいと思います。 アルジャーノン・ブラックウッド『秘書綺譚』 サイレンス博士シリーズなどで知られるイギリスの怪奇作家ブラックウッドの著作。ショー…

すれ違う父子のようだった、メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』|19世紀イギリス怪奇小説

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日はメアリー・シェリー『フランケンシュタイン』についてです。 名もなき怪物の物語 超有名どころ。知らぬ人はない、といっていいと思います。天才科学者によって生み出された怪物の物語であるのは周知の事実ですが、フラ…

有名すぎて読まないホラーを読む。ロバート・ルイス・スティーヴンソン『ジーキル博士とハイド氏』|19世紀イギリス怪奇小説

皆さま、こんにちは。小暮です。 今回は19世紀イギリス怪奇小説の一つ、ロバート・ルイス・スティーヴンソン著『ジーキル博士とハイド氏』をご紹介したいと思います。 有名な作品でもありますし、ネタバレで参ります。ご注意を。(と思いましたが、多少まろ…

怪奇小説の元祖・ゴシック小説とは?

皆さま、こんにちは。小暮です。7月です。 もう半年以上、月1~2記事の更新が続いておりますが、今月はもう少し更新できたらと思っています。 さて、今回から19世紀イギリスの怪奇小説をテーマにお送りしたいと思います。第1回目は前書きとして怪奇小説のル…

粒ぞろいの幽霊譚。英米女性作家8短篇『ゴースト・ストーリー傑作選』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日は英米女性作家8短篇『ゴースト・ストーリー傑作選』についてです。 ゴースト・ストーリーについて 19世紀半ばから20世紀初頭にかけて、 イギリスとアメリカで人気だった小説のジャンルで、 幽霊はもちろん、さまざまな…

首なし騎士の怪異。伝奇小説『スリーピーホローの伝説』と映画『スリーピーホロウ』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日はワシントン・アーヴィング著『スリーピーホローの伝説』と 映画『スリーピーホロウ』についてです。 伝説の”首なし騎士” スリーピーホローというのは、アメリカに実際にある地名のようです。 訳すと、”まどろみの窪地”…

本当にあった怖い話を小説化。ヤロスワフ・イヴァシュキェヴィッチ『尼僧ヨアンナ』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日はヤロスワフ・イヴァシュキェヴィッチ著『尼僧ヨアンナ』をご紹介します。 イヴァシュキェヴィッチについて簡単に ポーランドの作家にして詩人です。代表作はほかに『菖蒲』など。 『尼僧ヨアンナ』は第二次世界大戦中…