2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

眠れぬ夜の暇つぶし雑学|古写真(西洋美人篇)

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日は古写真をご紹介します。西洋の美女をテーマに探してみました。 エリーザベト・アマーリエ・オイゲーニエ・フォン・ヴィッテルスバッハ オーストリア=ハンガリー帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の皇后。 美人で名高い人…

エドガー・アラン・ポー『邪鬼』『お前が犯人だ』『スフィンクス』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日はポー作品『邪鬼』『お前が犯人だ』『スフィンクス』です。 *ネタバレ要素を含みます。ご注意ください* 『邪鬼』 タイトルの邪鬼はおそらく天邪鬼に近い意味だと思われます。 あるいは迅速に遂行すべき任務があるとし…

エドガー・アラン・ポー『アモンティリャードの樽』『告げ口心臓』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日はポー作品『アモンティリャードの樽』『告げ口心臓』です。 *ネタバレ要素を含みます。ご注意ください* 『アモンティリャードの樽』 フォルティナートという知人に恨みを募らせる主人公は、 復讐のために一計を案じま…

エドガー・アラン・ポー『黒猫』『本能vs理性――黒い猫について』『ウィリアム・ウィルソン』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日はエドガー・アラン・ポー作品である 『黒猫』『本能vs理性――黒い猫について』『ウィリアム・ウィルソン』です。 『黒猫』 ポーを代表する作品の一つです。 動物好きにはツライ表現があります……。 酒癖の悪い主人公はペ…

首なし騎士の怪異。伝奇小説『スリーピーホローの伝説』と映画『スリーピーホロウ』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日はワシントン・アーヴィング著『スリーピーホローの伝説』と 映画『スリーピーホロウ』についてです。 伝説の”首なし騎士” スリーピーホローというのは、アメリカに実際にある地名のようです。 訳すと、”まどろみの窪地”…

ヴィクトリア朝の人気絵本作家ケイト・グリーナウェイ

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日は絵本特集最終日になります。 ラストは絵本作家ケイト・グリーナウェイについて。 ケイト・グリーナウェイ 1846年、ヴィクトリア時代のイギリスに生まれました。 1878年に絵本『窓の下で』を発表し、評判になります。 …

酒井駒子『BとIとRとD』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日は絵本特集3日目になります。 酒井駒子著『BとIとRとD』について。 以前にもご紹介した酒井駒子さん 前の記事はこちら。 glleco.hateblo.jp なんとも残念な結果に終わりました……。 私はこの方の絵の大ファンで、張り切っ…

珍しくほのぼの系で読みやすい。エドワード・ゴーリー『胡乱な客』『まったき動物園』

皆さま、こんにちは。小暮です。 絵本特集の2日目になります。 今日ははエドワード・ゴーリー著『胡乱な客』『まったき動物園』です。 『胡乱な客』 最初の邦訳『ギャシュリークラムのちびっ子たち』から1ヵ月後、 2000年11月に発表されています。 主人公は…

シニカルで怖い異色の絵本。エドワード・ゴーリー『敬虔な幼子』『蟲の神』『題のない本』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日から4日間は絵本特集になります。 初日はエドワード・ゴーリー著『敬虔な幼子』『蟲の神』『題のない本』です。 『敬虔な幼子』 ゴーリーらしく無茶苦茶です。 『不幸な子供』はゴーリー自身が「やりすぎ」と語っている…

エドガー・アラン・ポー|ミステリーの元祖・探偵デュパンシリーズ|『モルグ街の殺人事件』『マリー・ロジェの謎』『盗まれた手紙』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日はエドガー・アラン・ポー著『モルグ街の殺人』『マリー・ロジェの謎』『盗まれた手紙』について。 パリの名探偵デュパンが主役の推理小説です。 『モルグ街の殺人』 記念すべきデュパンシリーズの一作目。世界初の推理…

読書の秋によせて|今、読んでいる本。読みたい本。そしてポーとゴーリーのコンプリートチャレンジ

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日はコラム記事になります。限りなくワタクシ事です。が。 何卒よしなに。 ブログをはじめてそろそろ2ヶ月ですが 書評ブログでありながら、スカスカ本棚という惨状を憂えております。 しかし本を読むスピードが遅いので、…

ビアトリクス・ポター『ピーターラビットのおはなし』と映画『ミス・ポター』

皆さま、こんにちは。小暮です。 只今ヴィクトリア特集中です。 今日はビアトリクス・ポター『ピーターラビットのおはなし』と 映画『ミス・ポター』について。 『ピーターラビットのおはなし』 お母さんうさぎに青い上着を着せてもらったピーター。 お母さ…

ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』

皆さま、こんにちは。小暮です。 昨日からヴィクトリア朝特集をやっております。 今日はルイス・キャロル著『不思議の国のアリス』について。 『不思議の国のアリス』 ルイス・キャロルの筆名でチャールズ・ラトウィッジ・ドジソンが書いた 子供向けの小説で…

眠れぬ夜の暇つぶし雑学|パンチ誌の挿絵からみるヴィクトリア朝

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日からしばらくヴィクトリア朝特集として、 ヴィクトリア時代の本や話題をご紹介します。 1回目はヴィクトリア朝の文化について。ファッションがメインです。 ヴィクトリア朝とは ヴィクトリア朝はイギリスにおいてヴィク…

眠れぬ夜の暇つぶし雑学|コッティングリーの妖精事件と映画『フェアリーテイル』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日は雑学ネタとして『コッティングリーの妖精事件』と、 同事件を扱った映画『フェアリーテイル』をご紹介します。 少女と妖精 コティングリーはイングランド北部にある小さな村です。 この村に住むエルシー・ライトと従妹…

眠れぬ夜の暇つぶし雑学|古写真(男性篇)

皆さま、こんにちは。小暮です。10月です。 今日は昨日に引き続いて古写真をご紹介します。今回は男性特集。 *写真はすべてパブリックドメインです。 勝海舟 無血開城で有名。べらんめぇ口調のオジサマのイメージだったのですが男前です。 スポンサードリン…