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半端な思考を本に見るーー或るまっくろくろすけの堂々巡り

 

皆さま、こんにちは。小暮です。

今日はコラム(という名の独り言)になります。本の紹介+自己分析=結構いつもどおり。

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なぜ少納言

紫式部日記」は読んだことがありませんが、噂に聞く人物像を考えると、たぶん自分は清少納言より紫式部に近い人間だろうと思います。

なぜ少納言? と、よく自問自答。

判官贔屓の気のある私は、咲き誇る藤壺より、儚く散った梅壺なんだろうという結論に落ち着くのですが、もう一つ理由があると思っています。

清少納言は明るく勝気でハキハキ思ったことを言う女性。要するに自分と真逆の人に憧れるのです。

自分と近い→共感。こんな人もいるんだ→憧れ。どっちも読書の楽しみではあります。どっちもこなしますが、少納言に関しては後者ですね。 

glleco.hateblo.jp

 

アウトサイダーブラックジャック

枕草子」が憧れの女性の体現だとしたら、憧れの男性の体現は「ブラックジャック」。アウトサイダーでありながら実は正義漢。

正しくありたいと思うからこそのアウトサイダーではないかと。お金で動くようで実はお金じゃない。

”自殺志願者でも患者は助ける”とわざわざ断るのは、助けても本人は苦痛だろうけどという配慮でしょうし、助けた患者が結局死を選んだら、彼は泣く。ピノコを引き取って育てるのも情深いですね。

アウトサイダーというより、本質はハーミットなのかもしれません。

 

片づいているポー。散らかる少女椿

小暮は掃除・片づけは大事だと思っている人間です。

そんなわけで理路整然としたポー作品が好きなんだろうと思います。ポーは残酷描写がありつつも美意識が感じられますし、ゴシックホラーはいいなあと。

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乱歩作品は長年食わず嫌いで、最近になって少し読んでみて、こちらも面白かったんですが……話の湿度は気候の違い? ポーが無機質だとしたら、乱歩は有機質というかんじがするんです。

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 最高にこみいった有機質だなと思ったのが「少女椿」 。みどりちゃんはとても可愛い。しかし、自分には散らかりすぎてました。絵も頭の中も圧倒的。

 

笑う大天使と笑おう

いろんな本を読んで、いろんな感覚を得て、自己を省みて、それがちょっとめんどくさいときもある……。

何かを表現すると絶対に自分が出るし、人の表現したものに触れることはコミュニケーションといえるのかもしれません。

 しかし、人の思考とぶつかるということでもある。面白くもあり難儀でもあり。

自分と最も波長があう作品を一つ挙げると、川原泉笑う大天使(ミカエル)」。脱力感がいいです。そして、一見なじんでるフリの、毛色の違う子羊ちゃんたち。ゆるくて、気楽で、痛快。そのあたりが絶妙。

感覚の近いところでぬくぬくするのも大事ですね。あっちこっちフラフラしてます。

 

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