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ヴィクトリア朝の人気絵本作家ケイト・グリーナウェイ

雑学 絵本

 

皆さま、こんにちは。小暮です。

今日は絵本特集最終日になります。

ラストは絵本作家ケイト・グリーナウェイについて。 

 

ケイト・グリーナウェイ

1846年、ヴィクトリア時代のイギリスに生まれました。

1878年に絵本『窓の下で』を発表し、評判になります。

絵本作家としてだけではなく、

イラストレーターとしても活躍し、多数の作品を残しています。

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人気と評判

ヴィクトリア朝は、活字文化が非常に栄えた時代です。

書物や雑誌と並んで、絵本も大人気でした。

彫版師エドマンド・エヴァンズは、グリーナウェイを含む

三人の絵本作家を見出し、それぞれが活躍しました。

グリーナウェイは、エヴァンズに見出されたほかの二人、

ランドルフコールデコット、ウォルター・クレインに比べると、

デッサンや遠近法などについて、批評家から厳しい評価を受けたといいます。

が、売り上げと人気は引けを取らないものでした。

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グリーナウェイドレス

以前の記事でも少し取り上げましたが、

glleco.hateblo.jp

グリーナウェイが描いたドレスは現実のファッションに

影響を与えました。

ハイウェストのドレスに大きな帽子と手袋やマフというスタイルです。

このドレスはイギリスのみならず、世界的な流行になりますが、

それに大きくかかわっていたのがリバティ商会だといいます。

現代でもリバティプリントが有名ですが、このリバティが

グリーナウェイ・スタイル」としてイラストをもとにした

子供服セットを売り出しました。

まさにお人形のようなファッションで、子供たちが着ていたら

とても可愛いだろうなと思います。

愛らしい子供を描く作家としてグリーナウェイは有名になりますが、

初期には小鬼のような人攫いなど、やや怖いような絵も描いていました。

有名になるほどに、そうした絵柄は封じられてしまったといいます。

グリーナウェイ特有のヒラヒラのファッションを着た、

カリカチュア風の女性たちの絵などは、なかなか面白いです。

グリーナウェイや同時代の作家のイラストも満載です。

少しだけ触れられているヴィクトリア朝の影の部分も

興味深いものでした。

 

これで、絵本特集の連載は終了になります。

ありがとうございました!

 

次回は10月20日更新予定です。

それではまた。

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