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「耳なし芳一」「雪女」も収録。ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)『怪談』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今回はラフカディオ・ハーン(小泉八雲)『怪談』を。 小泉八雲の代表作『怪談』 小泉八雲は日本文化の研究者。父親はアイルランド人、母親はギリシャ人。幼少期をアイルランドの首都ダブリンで過ごしたといいます。来日後、…

短く読みやすい。土方・沖田の人物像も魅力の司馬遼太郎『新撰組血風録』

皆さま、こんにちは。小暮です。3月です。 今回は司馬遼太郎著『新撰組血風録』についてです。 司馬遼太郎と『新撰組血風録』 歴史小説家として名高い司馬遼太郎。「竜馬がゆく」「坂の上の雲」などがよく知られているかと思います。新撰組を題材にした長編…

狂気?ジョーク?とてつもなく変な本ウラジーミル・ナボコフ『青白い炎』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今回はウラジーミル・ナボコフ著「青白い炎」についてです。 技巧派といわれる作家ナボコフ ナボコフは20世紀前半に活躍したロシア出身の作家。代表作はかの有名な「ロリータ」です。残っている写真を見るといかにも気難しそ…

可笑しく、少し切なく、貧乏を唄う『林芙美子詩集』

皆さま、こんにちは。小暮です。ブログのデザインを変更しました。 今回は「林芙美子詩集」を取り上げたいと思います。 『放浪記』で知られる林芙美子 林芙美子といえば、長年故森光子さんが主演を務めた舞台の原作「放浪記」の作者として知られています(「…

美しくも問題作だった、森鴎外『舞姫』

皆さま、こんにちは。小暮です。2月です。 今回は森鴎外著「舞姫」についてです。角川文庫の古い本を読みました。表題作ほか「うたかたの記」「文づかい」読了。翻訳の「ふた夜」は割愛。「普請中」収録されず。文語体で読みにくさ抜群でした。細かい文意を…

珠玉の古典的ホラー小説集。平井呈一訳『怪奇小説傑作選1』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今回は、平井呈一訳『怪奇小説傑作選1』についてです。アンソロジー作品ですので、1作ずつ書いていきたいと思います。 ブルワー・リットン『幽霊屋敷』 幽霊屋敷をめぐる怪奇譚。ロンドンに実在する幽霊屋敷がモデルとなって…

打てば響く、中宮定子と清少納言の面白いやりとり。角川ソフィア文庫『枕草子・上』より

皆さま、こんにちは。小暮です。 今回は「枕草子」を。私は角川ソフィア文庫の「枕草子 上下」を愛読しているのですが、その上巻に焦点を当ててみたいと思います。中宮定子と清少納言の面白エピソードのほか、少納言のユーモアや美意識が感じられる段もご紹…

強いヒロインとゴシック色が印象的。シャーロット・ブロンテ『ジェイン・エア』

皆さま、こんにちは。小暮です。2017年です。明けてからだいぶ経ってしまいましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。 新年最初はシャーロット・ブロンテ著『ジェイン・エア』です。去年の年始は妹エミリーの著作『嵐が丘』を読んでいたのですが、今…

ポー唯一の長編、エドガー・アラン・ポー『ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語』ほか

皆様、こんにちは。小暮です。 今回は創元推理文庫より刊行されているエドガー・アラン・ポー著『ポオ小説全集2』について。久々のポーです。例によってネタバレあります。 「ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語」 ポー唯一の長編作品。海…

生きづらい魂への愛情表現。嶽本野ばら『エミリー』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今回は嶽本野ばら著『エミリー』について取り上げたいと思います。 嶽本野ばら氏の作品についてざっくりと 映画化もされた「下妻物語」が有名な作家さん。「鱗姫」という作品でも、ロリータファッションを扱っていて、ファッ…

たまにはメジャーに。『火車』『白夜行』『魍魎の匣』

皆様、こんにちは。小暮です。12月です。 今回はメジャーな3冊について取り上げたいと思います。ミステリー作品なので一応気を遣ってみましたが、ネタバレあるかもしれません。 宮部みゆき『火車』 多重債務者の悲劇を描いた社会派ミステリー。サラ金やクレ…

グロテスクと純愛と。異様な魅力の江戸川乱歩『孤島の鬼』

皆様、こんにちは。小暮です。 今回は江戸川乱歩著『孤島の鬼』についてお送りします。多少ネタバレしていますので、ご注意ください。 乱歩作品のイメージ・・・ 長年、手を出せずにいた乱歩作品。あらすじだけ知っているものも幾つかありますが、テーマだけ…

歴史物としてニュートラルに読める遠藤周作『王妃マリー・アントワネット』

皆様、こんにちは。小暮です。 今回は、遠藤周作著『王妃マリー・アントワネット』についてです。 作品について 本作は18世紀フランスで、ブルボン王朝最後の王ルイ16世妃マリー・アントワネットに焦点を当てたものです。日本でもおなじみの彼女ですが、同じ…

「寛仁の君」と呼ばれた若き君子。清少納言『枕草子』〜一条天皇篇〜

皆様、こんにちは。小暮です。11月です。 今回は「枕草子」より、一条天皇・懐仁について取り上げたいと思います。 一条天皇について 第66代天皇である一条帝は、わずか7歳で即位しました。枕草子に出てくるのは主に10代後半の姿です。父は円融天皇、母は藤…

みすずがみすずであった意味。もう一度『金子みすず童謡集』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今回は一度書いたものの不出来なために削除した『金子みすず童謡集』について、改めて書いてみようと思います。 金子みすずの詩は、子供らしい優しい視点が魅力です。子供といってもヤンチャだったり、勘が鋭かったり、いろ…

実は人間失格ではないという話なのかも。太宰治『人間失格』

皆さま、こんにちは。小暮です。10月です。9月はついに1回も更新できませんでしたが、今月はいくつか更新したいと思っています。 今回は太宰治『人間失格』についてです。 恥の多い生涯を送って来ました。 この一言が有名な『人間失格』。太宰は小説の書き出…

夏の終わりに・・・少年の星と少女の花。宮沢賢治『銀河鉄道の夜』ほか

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日は宮沢賢治著『銀河鉄道の夜』……など、についてです。 宮沢賢治の代表作である『銀河鉄道の夜』。非常にファンも多い作品です。 貧しい少年ジョバンニと、巡り合わせでなんとなく距離を置くことになってしまった友人カム…

文化人は博識、というより雑識?寺山修司『幻想図書館』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日は寺山修司著『幻想図書館』について。 寺山修司という人が「寺山修司の本棚」なんていうブログをやっていたとしたら 「髪に関する面白大全。ブルック・アダムス『髪』」 「眠られぬ夜の拷問博物誌。ローラン・ヴィルネ…

大正浪漫・少女小説の決定版。吉屋信子『花物語』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日は吉屋信子著『花物語』についてお届けします。 女学生のバイブル『花物語』 吉屋信子は大正時代に活躍した少女小説家として知られ、10代から書き始めた短編小説集『花物語』は当時の大ベストセラーとなりました。 少女…

言葉の限界という境地。ヘルマン・ヘッセ『シッダールタ』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日はヘルマン・ヘッセ著『シッダールタ』について。読み始めてから幾星霜……ようやく読み終えました。 ヘッセの宗教的体験を描いたという『シッダールタ』 著者のヘルマン・ヘッセは20世紀はじめに活躍したドイツの文豪で、…

仕組まれた運命に戦慄。華やかな和のホラファンタジー小野不由美『東亰異聞』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日は小野不由美著『東亰異聞』についてです。 著名な作品が多い小野不由美さん 小野不由美さんといえば、2013年に山本周五郎賞を受賞した『残穢』や、アニメ化もされた『十二国記』などの作品が知られています。『残穢』は…

天使のような幼子と幽霊。ヘンリー・ジェイムズ『ねじの回転』|英米怪奇小説

皆さま、こんにちは。小暮です。8月です。 今日はヘンリー・ジェイムズ『ねじの回転』についてです。以前、読みたい本として挙げていた一冊。期待に応える内容でした。 アメリカに生まれイギリスで活躍した作家 ヘンリー・ジェイムズは19~20世紀のアメリカ…

遅ればせながらタイトルの重要性に気づく

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日は珍しくコラム記事になります。 7月は「19世紀イギリス怪奇小説」をテーマに更新しておりましたが、前回で一応の区切りとしたいと思います。まだご紹介したいものもあるのですが、今後は他ジャンルのものと織り交ぜて取…

世にも美しいヴァンパイアの物語。シェリダン・レ・ファニュ『吸血鬼カーミラ』|19世紀イギリス怪奇小説

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日はシェリダン・レ・ファニュ『吸血鬼カーミラ』についてです。 レ・ファニュはアイルランド出身ですが、19世紀怪奇小説の主たる担い手であり、ブラム・ストーカーをはじめ、イギリス文学界に大きな影響を与えていること…

マニアックだけどおすすめ。ブラックウッド『秘書綺譚』&マッケン『白魔』|19世紀イギリス怪奇小説

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日はブラックウッド『秘書綺譚』&マッケン『白魔』について書いてみたいと思います。 アルジャーノン・ブラックウッド『秘書綺譚』 サイレンス博士シリーズなどで知られるイギリスの怪奇作家ブラックウッドの著作。ショー…

すれ違う父子のようだった、メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』|19世紀イギリス怪奇小説

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日はメアリー・シェリー『フランケンシュタイン』についてです。 名もなき怪物の物語 超有名どころ。知らぬ人はない、といっていいと思います。天才科学者によって生み出された怪物の物語であるのは周知の事実ですが、フラ…

有名すぎて読まないホラーを読む。ロバート・ルイス・スティーヴンソン『ジーキル博士とハイド氏』|19世紀イギリス怪奇小説

皆さま、こんにちは。小暮です。 今回は19世紀イギリス怪奇小説の一つ、ロバート・ルイス・スティーヴンソン著『ジーキル博士とハイド氏』をご紹介したいと思います。 有名な作品でもありますし、ネタバレで参ります。ご注意を。(と思いましたが、多少まろ…

怪奇小説の元祖・ゴシック小説とは?

皆さま、こんにちは。小暮です。7月です。 もう半年以上、月1~2記事の更新が続いておりますが、今月はもう少し更新できたらと思っています。 さて、今回から19世紀イギリスの怪奇小説をテーマにお送りしたいと思います。第1回目は前書きとして怪奇小説のル…

奇妙な世界にはまる"不条理系"短編小説5選

皆さま、こんにちは。小暮です。 今回はお薦めの短篇集5冊をご紹介します。 星新一選『ショートショートの広場』 星さんといえばショートショートの旗手ですが、SFに興味のない私は星さんの作品より星さんに選ばれた一般の方の作品のほうが好きでした。味噌…

美とグロテスクは紙一重。チョーヒカル『SUPER FLASH GIRLS』

皆さま、こんにちは小暮です。6月です。 さて今回はチョーヒカル著『SUPER FLASH GIRLS』についてご紹介します。ボディペイントの作品集です。 話題のチョーヒカルさん。 若手女性アーティストでいらっしゃいます。まだ大学を卒業されたばかりなのでしょうか…

Coccoとマツコとトドと**。『クイック・ジャパンvol.91』掲載インタビュー及び『想い事。』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日は『クイック・ジャパンvol.91』掲載インタビュー及びCocco著『想い事。』についてです。 歌手のCoccoさんが岩井俊二監督の映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』に出演していると聞き、懐かしさのあまりググってみまし…

創元推理文庫に頼ることにしたエドガー・アラン・ポー『ベレニス』『モレラ』『リジイア』ほか

皆さま、こんにちは。小暮です。はや4月です。 今日は懸案のポー作品についてお送りします。 前書き ポー作品のコンプリートチャレンジなるものに取り組んでいるのですが、やりますといった後でポーの全集を探すという見切り発車ぶりでありました。電子書籍…

一日の終わりに読みたい軽妙な短編小説集 ケイト・アトキンソン『世界が終わるわけではなく』

皆さま、こんにちは。小暮です。いつのまにやら2月です。 今日はケイト・アトキンソン『世界が終わるわけではなく』についてです。 と、その前に一言。このブログのスタンスについて このブログの記事をどういうふうに書いていくか考えていたのですが、器用…

毒舌の裏に涙の人生あり。田辺聖子『小説枕草子 むかし・あけぼの』

皆さま、こんにちは。小暮です。お久し振りです。 読了まで随分かかってしまいました。しかし、ずっと読みたかった田辺聖子氏の『むかし・あけぼの』を読み終えることができ、大満足です。以下、早速感想など。 まず小説化に拍手! 枕草子は、清少納言が日常…

思った以上にゴシック小説だった、エミリー・ブロンテ『嵐が丘』

皆さま、こんにちは。小暮です。 2016年あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。 お正月は長編小説を読んで(だらだら)過ごしておりました。 今日は年末から元旦にかけて読んでいたエミリー・ブロンテ『嵐が丘』についてです。 名作『…

戦慄するからくりとシニカルなからくりと。エドガー・アラン・ポー『落穴と振子』『十三時』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日はエドガー・アラン・ポー著『落穴と振子』『十三時』について。 書評コンプチャレンジがちっとも進みませんが、一応、のろのろマイペースで読んでおります。 以下、ネタバレにご注意ください。 『落穴と振子』 宗教裁判に…

想い出の小説ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』『デミアン』を比較

皆さま、こんにちは。小暮です。お久し振りです。 12月に入ってやたら忙しくなっておりました。 久々の今回はヘルマン・ヘッセ『車輪の下』『デミアン』です。 薄々読みにくいなと感じていたので、改行の仕方を変えています。 ヘルマン・ヘッセの『車輪の下』…

『枕草子』を読みやすく。オススメの関連書籍いろいろ。『むかし・あけぼの』『大鏡』『権記』ほか

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日は枕草子の関連書籍をいくつかご紹介したいと思います。 『むかし・あけぼの』田辺聖子 初っ端から恐縮ですが、未読です。 +16.2.1.追記。読みました。感想はこちら。 glleco.hateblo.jp すごく読みたい本の一つという…

野心家の貴公子。清少納言『枕草子』~頭の中将斉信篇~

皆さま、こんにちは。小暮です。 久々の枕草子です。今日は頭の中将・斉信についてご紹介します。 頭の中将・藤原斉信について 道長の腹心として知られる人物です。 道長の側近たち”四納言”の中でも最も道長に近い人物でした。 同じ四納言で、ともに枕草子に…

粒ぞろいの幽霊譚。英米女性作家8短篇『ゴースト・ストーリー傑作選』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日は英米女性作家8短篇『ゴースト・ストーリー傑作選』についてです。 ゴースト・ストーリーについて 19世紀半ばから20世紀初頭にかけて、 イギリスとアメリカで人気だった小説のジャンルで、 幽霊はもちろん、さまざまな…

頭痛の前兆で歯車が見える。「閃輝暗点」と作家の苦悩。芥川龍之介『歯車』

皆さま、こんにちは。小暮です。ややお久しぶりです。 今日は芥川龍之介著『歯車』についてご紹介します。 『歯車』について 芥川作品の最高傑作という声もある、評価の高い作品です。 主人公の「僕」が頭痛の前兆として幻視する透明な「歯車」が 不安の象徴…

眠れぬ夜の暇つぶし雑学|古写真(西洋美人篇)

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日は古写真をご紹介します。西洋の美女をテーマに探してみました。 エリーザベト・アマーリエ・オイゲーニエ・フォン・ヴィッテルスバッハ オーストリア=ハンガリー帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の皇后。 美人で名高い人…

エドガー・アラン・ポー『邪鬼』『お前が犯人だ』『スフィンクス』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日はポー作品『邪鬼』『お前が犯人だ』『スフィンクス』です。 *ネタバレ要素を含みます。ご注意ください* 『邪鬼』 タイトルの邪鬼はおそらく天邪鬼に近い意味だと思われます。 あるいは迅速に遂行すべき任務があるとし…

エドガー・アラン・ポー『アモンティリャードの樽』『告げ口心臓』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日はポー作品『アモンティリャードの樽』『告げ口心臓』です。 *ネタバレ要素を含みます。ご注意ください* 『アモンティリャードの樽』 フォルティナートという知人に恨みを募らせる主人公は、 復讐のために一計を案じま…

エドガー・アラン・ポー『黒猫』『本能vs理性――黒い猫について』『ウィリアム・ウィルソン』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日はエドガー・アラン・ポー作品である 『黒猫』『本能vs理性――黒い猫について』『ウィリアム・ウィルソン』です。 『黒猫』 ポーを代表する作品の一つです。 動物好きにはツライ表現があります……。 酒癖の悪い主人公はペ…

首なし騎士の怪異。伝奇小説『スリーピーホローの伝説』と映画『スリーピーホロウ』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日はワシントン・アーヴィング著『スリーピーホローの伝説』と 映画『スリーピーホロウ』についてです。 伝説の”首なし騎士” スリーピーホローというのは、アメリカに実際にある地名のようです。 訳すと、”まどろみの窪地”…

ヴィクトリア朝の人気絵本作家ケイト・グリーナウェイ

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日は絵本特集最終日になります。 ラストは絵本作家ケイト・グリーナウェイについて。 ケイト・グリーナウェイ 1846年、ヴィクトリア時代のイギリスに生まれました。 1878年に絵本『窓の下で』を発表し、評判になります。 …

酒井駒子『BとIとRとD』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日は絵本特集3日目になります。 酒井駒子著『BとIとRとD』について。 以前にもご紹介した酒井駒子さん 前の記事はこちら。 glleco.hateblo.jp なんとも残念な結果に終わりました……。 私はこの方の絵の大ファンで、張り切っ…

珍しくほのぼの系で読みやすい。エドワード・ゴーリー『胡乱な客』『まったき動物園』

皆さま、こんにちは。小暮です。 絵本特集の2日目になります。 今日ははエドワード・ゴーリー著『胡乱な客』『まったき動物園』です。 『胡乱な客』 最初の邦訳『ギャシュリークラムのちびっ子たち』から1ヵ月後、 2000年11月に発表されています。 主人公は…

シニカルで怖い異色の絵本。エドワード・ゴーリー『敬虔な幼子』『蟲の神』『題のない本』

皆さま、こんにちは。小暮です。 今日から4日間は絵本特集になります。 初日はエドワード・ゴーリー著『敬虔な幼子』『蟲の神』『題のない本』です。 『敬虔な幼子』 ゴーリーらしく無茶苦茶です。 『不幸な子供』はゴーリー自身が「やりすぎ」と語っている…